イギリス ・アイルランド の 
イギリス編・1

2003  8.18〜9.01

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成田出発
1日目  8月18日(月)

今日になって急に涼しくなったので、この分だとアイルランドは寒いのでは無いかと思い、急遽冬のブーツを引っ張り出して履いた。洋服は何を持っていったら良いのが見当がつかないから、ノースリーブからフリースまでトランクに詰めてヨーーシ、コレで万全!

備え有れば憂い成しとばかりに、今からこんなに重くてどうなるんだろうと内心不安になりながら、今回は荷物持ちも一緒だから良いか!と自分に言い聞かせて、13:30英国航空にてロンドンに出発。
機内は意外と空いていて二つの座席を使えたので、12時間の空の旅を横に成って寝て行けたのはラッキーだった。
機内食の「海鮮丼」は以外と美味だった。それと一緒に付いて来たケーキも中々だった。英国ってケーキは美味しいのかも・・・・期待持てそう・・・

ロンドン着、専用レーンを走るバスの中より
日本より9時間遅れの時差によって、夕方17:10 ヒースロー空港着。
曇り、気温23℃  湿度67%
赤く色分けされたバス専用レーンを走りケンジントンに有るホテル「コプソーン・タラ」に到着。さっき飛行機で食べたばっかりなのにすぐに夕食。それでも、明日からの長い旅程を乗り切る為にも腹ごしらえは大事!それにしてもでかいサーモン。つきあわせのブロッコリーも1株の半分がそのままお皿にデーーンと乗っかってるのにはビックリ、しかも味が付いて無いよ〜!携帯醤油の出番です。こんな事も有ろうかと日本から持って来た「ミニ丸大豆醤油」はこれから先大変重宝しました。
向こうのテーブルで、切り損なったブロッコリーがすっ飛んでましたね!!初日から、もうターーイヘン!!
飛行機の中ずっと寝てたから今夜眠れるかな〜・・・・・

  。。ooOZZZZ。・。・゜♪・。・。★・゜・。・゜。
                   
2日目  8月19日(火)
ロンドンの朝が明けて、まだ薄暗いのにジットしてられないNonkyは朝飯前のお散歩。
意外!快晴ジャン!高く聳えている教会の屋根を朝日が照らし出し神々しい気分になる。ワーーイ!イギリスに来ちゃったよ〜!でも少し寒い、
気温15.4℃  湿度60%
2階建てのバスが乗客を乗せて走る早朝の町を、ビデオに撮っていたら、目の前にトラックが止まって動かない。見るとトラックの運ちゃんが自分を写してくれってしきりにアピールしている、「オッケー!写したよ!」って合図をすると、嬉しそうに手を振って走り去った。
外国のオジサンたちってどうしてこんなに可愛いんだろう!通りすがりに目が合うと必ず笑いかけてくれる。思わず「ハーーイ!」と返事を返す。

拡大画像
ケンジントン・ステーション
駅のコンコースの売店でヨーグルトを買う事が出来た。ヤッターー!ポンド初体験!


町は夏物のセール真っ盛りで50%OFF〜70%OFFと大きく書いて、
洒落た洋服を着たマネキンのショーウィンドーが沢山並んでいたけど、
Nonkyはケーキ屋さんのショーウィンドーのほうが、とっても気になって、足が釘付けに成ってしまった。
見て見て!下の写真、美味しそうでしょ!!
急に空腹感に襲われて、ホテルの朝食にダッシュ!!

ソールズベリーの大聖堂 (1220〜1258建立)
そして「イギリス・アイルランド周遊バスツアー11泊12日間」の観光は始まりました。

ロンドンに出勤する車の渋滞を横目で見ながら、羊や牛が草を食む田園風景に、日頃のあわただしい生活が無かったかのように、バスに揺られて2時間後ロンドンの西137kmに位置するソールズベリーに着きました。町の何所からでも大聖堂の高い塔が見えます。

大聖堂
「ソールズベリー大聖堂」は広い芝生の敷地の中にドーーンと有ってタダタダ圧倒されるばかりの荘厳さ、後ろにひっくり返るくらいになって見上げると、遥か高い屋根にへバリ付くようにして修復工事をしている人が見える、ワーーオ!そこから見下ろしたら人も車も、蟻んコ位にしか見えないんだろうな!上から見ると十字架の形をしていると言うことでした。気温19.5℃ 湿度54%
大聖堂拡大画像
大聖堂内部
大聖堂内部は静寂の中にパイプオルガンの清らかな調が流れ、嫌がおうにも厳粛な気持ちにさせられます。
イングランド初期ゴシック様式で統一され、典型的なアーチ型の天井は人々に天を見上げさせ、神への思いを募らせたんでしょうね!
大聖堂中庭
回廊に囲まれた中庭には、1837年ヴィクトリア女王の即位を記念してレバノン杉が植樹されています。
外に出るとホッとします。教会の中って何故だか疲れるんだわ〜!
Nonkyは、神も仏も受け入れたいのにどちらからも拒否されているのかな〜!!


大聖堂ステンドグラス
大聖堂内部には沢山のステンドグラスが聖書の物語りを伝えていました。
こんな時はクリスチャンで無いのが悔やまれます!
それぞれに意味深い図柄なのに、その意味を理解して見るのと、Nonkyの様にただ「綺麗だ〜!」って見てるだけでは雲泥の差・・・・・・でも、感動しました・・・・

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このステンドグラスは随分大きな所のほんの一部分です!全面だとすばらしいのですが遠く見だと良く分からないです。
チャピターハウス (13世紀半ば建築)
ウェストミンター寺院をモデルに13世紀後半、大聖堂を納める参事会の会合の場として建築、現在は世界に4冊のみ現存するマグナカルタ(1215年)の原本の内の一冊が展示されていました。コレは大変貴重なものだそうです。

アーケードの壁面には「創世記」「出エジプト記」の場面が掘られていました。

内部は撮影禁止なんですよ!知らずにビデオ回していてしかられちゃった!ソーリー!
貴重な画像です。

ストーンヘンジ  (Bc2500〜Bc2000建立)
ソールズベリーからバスで40分ウィルトシャー平原の中に忽然と有る石組み「ストーンヘンジ」。余りにも有名で写真でもよく見ていたから、特別の感動が無い。何の目的で作られたのか諸説有るらしいけど、Nonkyの印象は「これか〜!デカイ石だなァ!」・・・・
ストーンヘンジ拡大画像


石組みの周りの遊歩道をグルッと一回りして、空模様も悪くなって来たし出発!悠久の彼方へ思いを馳せる間もなく!バスは、さらに西に走る。
ストーンヘンジ入場料 1.2ポンド
曇り  気温23.3℃ 湿度36% 

バースに向かう途中空模様は千変万化、今にも降り出すかと思うと、うその様に晴れたり気紛れな天気だ。イギリスは天気が悪いのが普通らしいからしょうが無いかな!
バース
空模様は又すっかり快晴に戻って、観光客がごった返しているバースの町にフリータイムで解き放たれた。
風呂(Bath)の語源でも有るバースの町は約2000年前のローマ時代から温泉場として有名だッただけ有って、優雅でステキな町でした。

バース・ローマ風呂の遺跡
まず、何と言っても「ローマ浴場跡」は必見とばかりに、日本語オーディオガイドに耳を傾ける。西暦65年ごろにローマ人が建設した一大スパ。古代ローマ人の偉大さに改めて感服させられる。サウナ、トルコ風呂、25mプールは今でも満々とお湯をたたえているが、鉄分が多くて掃除もして無いので湯に触らない様注意があった。

そう言えば浴槽の側で濡れた羽根を繕っていた小鳥は何と惨めな姿になってしまって、羽根は抜け落ち見るに絶えられなかった。ヒョットして汚染されたお湯なの?コワイー!
ローマ浴場入場料8.5ポンド(タカッ)
ローマ風呂拡大画像
屋台のオリーブの漬物屋
綺麗な花で彩られたバースの町を散策していると良い香りが漂ってきた。ガーリックとオリーブオイルの香りにそそられて行ったら少女が二人、屋台でオリーブを売っていた。買おうと思ったけど余りのガ-リックの強烈さに負け、ラッキョウのピクルスに変更(2ポンド)酸っぱくて単純な味だった。
サンドイッチ(2.5ポンド)コーヒー(95セント)をゲットして路上にあったテーブルで食べていたらウェイトレスが来て何か早口にしゃべっていた。このテーブルはウチの店のだから勝手に使ッちゃ駄目だって言っているのが食べ終わった頃になってやっと意味が解った。ソーリー!

晴れ 気温24.9℃ 湿度33%

まるで果物屋か御菓子屋みたいだけど、
ゼーーンブ石鹸で店中良い香りに包まれていました。



石鹸の香りのお姉さんに店の写真は
駄目だって優しく断わられてしまいました。ソーリー!
     
街角で見たパフォーマンス。最初、本物の銅像かと思っちゃった!


ロイヤル・クレッセンント
バースを象徴するテラスハウスで、30軒の邸宅が三日月型に連続した建物。残念ながら、バスの中から木の間がくれに見ただけでしたが、シーズンごとにバースを訪れる上流階級の別荘なんですって!凄いですね〜

拡大画像

また、バスに揺られてカーディフの町まで行きます。







カーディフ城クロックタワー
3日目 8月20日
ロンドンの西233kmに位置する、ウェールズの首都カーディフにやってきました。1番最初にローマ軍が砦を築いた時の石積みが今も残っていて、その上にノルマン軍が12〜14世紀にかけて城を建てなおした時の城壁の石の色が違っているのが歴史を感じさせます。
堅固な城壁に囲まれた城の内部には入らないで町の散策をすることにしましたが、まず、豪華な時計台に目を奪われてしまいました。
タワー部分拡大画像

1999年にラグビーのワールドカップ会場となったミレニアムスタジアムの横を通り、シティーホールの中で議長席に座り、口角泡を飛ばして口論する議会を想像し、城の後ろに広がるビュートパークに流れる川で鴨にパンを投げると、沢山の水鳥が集まって来る。
ビュートパークの中を流れる川に入って釣りをしている人が二人、何が釣れるんだろう・・・・

晴れ 気温18.7℃ 湿度58%


カーディフ城の後に広がるビュートパーク。クロックタワーも見えますね。



ビュートパークで、白玉みたいな可愛いのが枝の先についていました。
ベンブローク・フェリー乗り場
カーディフの町を後にして,南ウェールズの美しい景色を見ながらバスに揺られる事2時間。港町ベンブロークに着きました。アイルランドに行く車が乗船を待って居ます。
海は穏やかで船内は広く快適な時間でした。

セントジョーンズ海峡を4時間かけて横断しアイルランドの港町ロスレアに着きました。
バスに乗ったままフェリーを降りてウォーターフォード近郊のトラモアへ・・・・・
ナンだか急に田舎に来たような感じです。田園には干し藁を大きなロール状にしたものがゴロゴロ転がっていました。コレが中々絵になっています。


アイルランドのページへつづく