小江戸 佐原

03, 11, 21
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伊能忠敬記念館
夕べの大雨が嘘の様に晴れて、千葉県佐原市にやって来ました。
小野川に面して建つ忠敬旧宅前
時計も町並みにマッチして風流でしょ
伊能地図 ランドサットから見た日本地図
伊能忠敬は50歳を過ぎてから、日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図を作り上げました。現在のランドサットから見た日本列島の地図と重ね合わせて見たをご覧下さい。微妙にズレが生じていますが、ランドサットからの映像は丸い地球を映したものだから、これを平面に治して重ねてみると伊納地図と海岸線がピッタリ合うそうです。凄いですね!まったく驚きです。
ジャアジャア橋
橋の説明です


町の案内板も景観とマッチしてますね!分かりやすい説明が付いています。
水戸屋暖簾
昔のお茶屋さんの暖簾ですが、屋号をなんて読むのでしょう・・・・分かりますか?商人らしいですね〜!答えは1番下に有ります。
三菱館
レンガ作りのモダンな洋館は川崎銀行の佐原支店だったそうです(開業明治13年)現在は市に寄贈され観光案内所になっています。

小野川をのぼり下りする観光船。絣姿にボッチ笠の女船頭さんが操る棹さばきも鮮やかです。

江戸時代から続いているそば屋さん。北海道の昆布で作った真っ黒い蕎麦が名物と聞いて早速暖簾を潜って見ました。お昼時なので店内はかなり混雑していました。待つこと15分黒切り蕎麦」の出来上がりです。昆布の味は感じなかったですが、のど越しの良い蕎麦でした。¥850・・・・・
忠敬橋
橋の欄干には忠敬が日本地図作成に使ったコンパスが乗っています。橋から見た小野川沿いは、江戸情緒を感じます。

旅篭
時代劇に出てくるような旅篭ですね!今にも二階の手すりから、旅の衆が顔を出しそうです。この家の看板も面白いでしょ!登り龍と下り龍の彫り物が有り、二階の窓も防火を考え2重3重の備えをして有ります。

和紙屋さんには綺麗な紙がイッパイ並んでいます。ナンだか懐かしい気持ちになりました。外の光のさし込む格子戸はそれだけで芸術的です。

荒物屋さんには楽しい品物がイッパイでした。見ていたら欲しい物ばっかり・・・・
造り酒屋
大きなステンレスの桶の中で今熟成中なのかな!
造り酒屋
ここでビン詰めされて、最後の仕上げのラベル貼りをしていたおじさんは「日本一美味い酒だよ!」って言っていました。味見したかったな〜!
香取神宮
うわーー!立派な鳥居ですね!

香取神宮参道
鳥居を潜り砂利道の広い参道の両側には、石灯籠が沢山並んでいます。

香取神宮山門には両脇に阿吽の狛犬がいました。神宮の謂れをどうぞ!

山門を潜ると素晴らしい紅葉が出迎えてくれました。
香取神宮本殿
絢爛豪華な本殿の造りにビックリです。


境内の菊祭りの菊に見とれてしまいました。                                              
小野川沿岸とその周辺に広がる町並みは、隆盛を極めた当時を彷彿とさせ、今尚、家業を引き継いでいる商家が多く「重要伝統的建造物郡保存地区」に指定されています。町を案内してくれたボランティアガイドの方を始め、町の人々の保存に力を注いでいる熱意がヒシヒシと伝わってきました。東京には無い江戸の町並みを体感できる町「佐原」。是非一度尋ねてみては如何でしょう!
¬ → カネ(縦棒が短くなったけど)
十 → ト
○ → マル
「カネトマル」 お金が家から出て行かない様にって事らしいですよ〜!なるほどね・・・・