不帰ノ剣
かえらずのけん







2014.08.02

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去年計画を立てながら、悪天候に見舞われ断念して途中下山した、「不帰の剣(かえらずのけん)」、
今年こそ再チャレンジすべく、体調を整え、この日に供えて来ました。
気象予報士は、まずまずの登山日和を断言していましたので、それを信じて GO!


   


我が家を車で朝4時出発。
大東京の首都高速道路を通過しないとならないので
早朝出発は仕方ありません。

下山後宿泊予定の、ホテルに車を置かせてもらい、
「八方ゴンドラリフト アダム」乗車駅まで徒歩15分足らず。

片道乗車券を買い、順番待ちの列に並びます。
スキーの時よりもずっと長い列の登山客です。

6人乗りのゴンドラは標高770mの八方駅から
標高1400mの兎平まで8分で運びます。
 
 
 

うさぎ平(1400m)
9:14

八方ゴンドラリフトを降り、
次は、4人乗りのクワットリフトに乗ります。





今日は土曜日だから登山者が多いです。
天気もまずまずですね。

ここは、標高1400m、一気に涼しくなりました。

後ろの建物はゴンドラの終着駅
「うさぎ平テラス」です。

リフトに乗るときは、リュックが邪魔なので前に持ちます。





リフトを乗り継いで、もう直ぐ終点です。リフトに乗っている間は、
足元の高山植物の花々が今を盛りと咲き乱れて目を楽しませてくれます。





八方池山荘(1830m)
9:47

リフトを降りると、アラーーーッ!
人の行列が山の上の方まで続いています。
皆、登山者?子供連れの家族が目立ちます・・・・


ここは標高1680m、気持いいです。

 



ここから八方池まで約一時間のコースです。

去年は右ルートのラフな道を登って歩き難かったので、
今回は左側の木道コースを行く事にしました。







登山者の行列の中を進みます。





登山者の行列は更に続き、上の方に八方ケルンが見えます。

凄い行列!







八方池(2060m)
10:50

リフトを降りて約一時間で、八方池に到着しました。池を見下ろしながら一休みします。
 
 





分岐
11:18


八方池に別れを告げて、
これから唐松岳まで2時間半の登りコースです。
怪しい雲が広がって来ましたね・・・・






ハクサンチドリ





ハクサンタイゲキ

五竜岳(2814m)
11:44

八方池から30分ほど上って来ました。
左前方に五竜岳の雄姿がドーーンとあり、その奥には鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見えます。







キヌガサソウ

林の中で、ひっそりと花を咲かせていました。






扇雪渓
12:25

雪渓の側は涼しいので、
ここで一休みしながら、遅れてくる仲間を待ちます。
 
 
 
 

丸山ケルン(2430m)
13:20

八方池で覆っていた怪しい雲もいつの間にか晴れて,
見晴らしが良くなりました。
 
 
 
 



丸山ケルンより

左に見えるのは五竜岳、正面奥が唐松岳、右奥に「不帰の剣」が見えます・・・・
 




明日歩く予定のコースが見えます。
13:35







左から、唐松岳、不帰の剣三峰、不帰二峰南、不帰二峰北、そして、天狗の大上りの上部まで見えます。

明日は、ここ全部歩きます。
凄い〜!大丈夫かな〜!問題は明日の天気だけど・・・・







唐松岳頂上山荘
14:10

オーーーッ!やっと唐松岳頂上山荘が見えました。





山荘に着くと、先に受付を済ませてくれていた仲間が
迎えてくれて、案内してくれた。
助かる〜!

そうして、珠玉の生ビールで乾杯!

このカップの生ビール¥900なり〜!
アサヒの缶ビール350mlは¥600なり〜!

ビールの値段で驚いてはいられません。
この小屋には水が無いので、
歯磨き用の水を500ml 80円で売ってるんです。
飲めない水ですよ。
水の大切さを、今更ながら実感させられます。





小屋の前から右方面に唐松岳頂上まで
道が続いています。

小屋に荷物を置いて、
頂上まで登っている人が居ます。

私達は明朝登るので、今はとりあえずビール・・・・

正面に立山連峰と剣岳を望みながらの至福のひと時です。






ビールを飲みながら、眺める五竜岳

唐松岳→五竜岳は3時間半、人気のコースです。







   今日は土曜日とあって、混雑しています。
廊下には既に布団が敷いてあって「予約席」の
張り紙があります。

私達は、部屋の中の壇上で7人。
小屋側も、どの位混雑するか今の所
予想が立たないと話しています。







唐松岳頂上山荘 夕食
5:07

約30分毎に、食事の順番が入れ替わります。
500人以上は泊まっているようです。
凄いわ〜!

水が無くて食器を洗えないので、
全て発泡スチロールの使い捨て食器を利用しています。





食後、寝床に上がっていくと、既に大イビキをかいてる人が居ます。
凄いイビキ!カミナリが落ちたよう!これじゃ、とても寝られない。廊下の布団には、まだ客が決まってないし
お客が来なければ、廊下の方に寝てもいいと言う事なので、廊下の方が、まだ良いかも・・・と思ったのが甘かった。

廊下は廊下で、ひっきりなしに人が歩くし、バタバタと階段を駆け上がるし、

やっぱり、部屋に入って所定の席に潜り込みましたが、イビキの君は今だ健在だし・・・・
結局、朝まで眠れなかた。

ア〜ア!大イビキで眠れる人が羨ましい!(╬。_。)
 
 
 


8月3日
4:39

寝不足のまま翌朝を向かえ、ご来光を見るために小屋の裏側に行きます。
既に東の空が、あんなに明るくなっています。

 
 




4:43

小屋のサンダルのままで、更に見晴らしのよい 裏山に登って来ました。
こっちの方が”ご来光ビューポイント”です。


 
 



4:50

雲がオレンジ色に染まって来ました。もう直ぐです。





4:52

太陽が顔を出しました。例えようのない位の赤い色ですが、
私のコンパクトカメラでは伝えられないのが悲しい。
 
 




4:53

周りの人々は朝日に向かって両手を合わせて祈っています。
 今、この場に居る事の幸せに感謝して、私も両手を合わせましょう・・・・
 




4:54

こうして、ドラマチックなショーは終わり、通常の一日が始まります・・・・
 
 



立山連峰と、ひときわ高く「剱岳」
4:56



 


朝日に輝く立山連峰と「剱岳」
4:59



 


唐松岳頂上でご来光を迎えた人々が下りています。






5:55

朝食後、さあ、出発!

今日は良い天気だ!





コマクサ

山荘周辺には、コマクサの群落があります。






唐松岳頂上(2696m)
6:25

山荘より約25分で唐松岳山頂です。







唐松岳頂上より見下ろした「唐松岳頂上山荘」






唐松岳頂上より見た五竜岳

どっしりとして「動かざる事山の如し」の象徴のようです。
春先になると安曇野から見上げた五竜岳の山腹に「武田菱」の雪形が現れ、
それを目安にお百姓さんは田植えを始めるそうです。






唐松岳頂上より見た立山連峰と「剱岳」





 
唐松岳より不帰方面を望む

これから行く、「不帰の剣」が、眼下に来る者を拒むかのように立ちふさがっています。



「不帰の剣」は、手前から三峰、二峰南峰、二峰北峰、一峰と頂に名前が有るそうですが、
この写真だと、どれがどれか分かりません。
兎に角、二峰北峰の下りが一番の難所だとか。

そして、ガーーッとキレットまで下り、再び、向こうの天狗の頭まで5時間のコース。


ひゃーーー!武者震いブルブル・・・!





最初の三峰までの道はとりあえず見えます。三人ほど歩いています。

それにしても、夕べ500人以上も泊まっていた登山者は何処に消えたの?
「不帰の剣」方面に行く登山者っていないの?






前を行く三人を追うようにして出発しました。






ハクサンシャクナゲ

ハイマツの中に隠れるように咲いていました。

三峰は難無くクリア・・・・しかし
周りの景色を楽しむ余裕はありません。






不帰二峰南峰への上り

ダラダラと上りが続き

不帰二峰南峰(2614m)
7:20

先に歩いていた三人と出会いました。
見ると、彼ら3人分が我等一人分の年齢ですねぇ・・・・





振り返ると、唐松岳頂上に大勢人が立っているのが見えます。

オーーイ!こっちまでおいでよ〜!







不帰二峰北峰が見えます。その先が一番の難所とか・・・・






右から「不帰二峰北峰」、その左下に小さく尖っている峰が「不帰一峰」です。






雲海の下に、小さく八方池が見えます。

八方池の辺りに雲が集中していますね。
だから、いつも八方池の周りはガスっていて見晴らし悪いんだぁ・・・・
と、ここで納得しました。

先ほどの三人組が、雷鳥が居ましたよと教えてくた。「エッ?ドコドコ?」
もう少し上の方だと言われて、又登り返して小さな雛雷鳥4羽見つけましたが、
直ぐにハイマツの中に隠れてしまって写真が撮れなかった・・・・

・・・・・雷鳥の雛ってほんとに可愛いんですよね・・・・







不帰二峰北峰
7:45

立つ場所が狭くて、やっとの事で写した写真です。

 
 

振り返ると唐松岳が見えます。





クロトウヒレン

ミヤマカラマツ






鎖の連続で気を抜けない岩場下りが続きます。
オット!ここは梯子の橋だ!


降りてきた道を振り返る






梯子の橋を渡り終えた時、下方から「誰か降りていますかぁ?」
と声が聞こえて、「三人下りてまーす」と答えると・・・・
岸壁に取り付けられた鎖にハーネスで身体を固定した若者が二人、私達を待っていて、

「僕たちはハーネスで固定してるから大丈夫ですから僕達のリュックをしっかり掴んですれ違ってください」
と言ったので、その通りにしてすれ違ったけど、後で考えたら危険なすれ違い方だったんじゃない?
 
 
 

不帰一峰の頭
9:05

フーーゥッ!
難所を無事通過しました。写真を撮る余裕がなかったけど、
二峰北峰から1時間20分も鎖と格闘してたどり着きました。






不帰一峰からみた「天狗の大下り」

私達はあれを上って行きます。「天狗の大上り」です。笑えるほど大変そう・・・・






不帰キレット(2411m)から見た雲海






不帰キレットにて、降りてきた岩壁を見上げる。
9:19






チシマギキョウとホソバツメクサ

天狗の大上りは単調で、辛いですが、
足元には綺麗な花が沢山咲いて、
登山者をなぐさめてくれます。
 
 
 

イワギキョウ






コマクサ

 コマクサ

唐松岳周辺で見た花より
天狗の大下りのコマクサの方が花が大きい。






天狗の頭(2812m)
12:11

大下りを上り終わってからもダラダラと稜線を歩き、やっと着いた〜!
3時間近く掛かったことになります。しんどかった〜・・・・

さっきまであんなに見晴らしよかったのに何も見えなくなりました。

それで、天狗山荘は何処??

 
 
 
 

しかし、ガスっていて何も見えません。

天狗山荘は何処??






晴れていれば、
白馬槍、杓子岳、白馬岳の白馬三山が前方に見え
最高のお散歩コースの筈なんだけど・・・・

天狗山荘は何処??
 
 
 

やっと、「天狗山荘300m」の標識を見つけました。








天狗山荘だーー!
12:38

ガスに隠れた「白馬槍ヶ岳」の手前にひっそりと目的の小屋が有りました。
落ち着いたいい雰囲気の小屋だ!

小屋に近づくにつれ、辺り一面お花畑になっています。
今までの疲れが吹っ飛びます。

 





ウルップソウ

ワッ!珍しい!
花の咲いたウルップソウは始めてみました。
ラッキー!見たかったんだ〜!

目がウルウル・・・・

ウルップソウ

花が終わって黒くなった芯しか
見た事が無かったので感激!

この時期に花が見れるなんて、よほど雪深い場所なんだな〜!







山荘前の雪渓
12:45

天狗岳山荘は、ルートの通過地点に位置して居る為

宿泊する人は少ないです。


雪解けの冷たい水で冷やしたビールと、
カップ麺の昼食。


宿泊客は少なくて6人部屋に3人です。
布団も羽根布団に紙の枕カバー付き、
まるでホテル並です。

しかし、予約無しの宿泊の場合は
向こうの部屋の普通の布団らしいですが、
昨日の唐松岳山荘とは、雲泥の差だ・・・






ホソバツメクサ

ミヤマゼンコ






ミヤマシオガマ

アオノツガザクラ






ウサギギク

雪渓から雪解け水を引き込んで
ジュースやビールを冷やしています。








ガスに隠れた白馬槍ヶ岳と雪渓







客が少ないせいか、落ち着く宿です。


この小屋に宿泊するだけの為に来たいけど、ここまでの道のりがぁ・・・・・






冬季は雪に埋もれるんでしょうね!

こんな看板がありましたが、

私達は6時間もかかってしまいました。






白馬槍ヶ岳

小屋の前はテント場になっています。
明日の天気はどうでしょうか??







天狗山荘夕食

これが名物の「天狗鍋」
湯気で雲って写真が写せない。

山での鍋は嬉しいです。食器も陶器だから落ち着くし。

夜の間、乾燥室はストーブを炊いているので、濡れた衣服はすっかり乾くし、
トイレは男女共有ですが、一室は更衣室になっていて、凄く助かった。

敷布団も我が家のより立派だったし、羽根布団は軽くて快適、ただ、枕が私には高過ぎて・・・・

・・・・・・ZZZZ・・・・・・

それでも、夕べの寝不足は完全に解消しました。


翌朝は、やっぱり雨でした。雨具フル活用です。

 
 

8月4日
7:22

今日の予定は、
白馬鑓ヶ岳、杓子岳を経て白馬岳頂上宿舎にリュックを置き、白馬岳アタック、
そして白馬山荘で昼食、アイゼンをレンタルして白馬大雪渓にチャレンジ
なのですが・・・・



ところで、この茶色の瓦礫の写真は何を写したのだろう??

 
 
 


アップで見てみたら、雷鳥が二羽写っていました。
からだが保護色なので分かりにくい。

天気が悪くなると雷鳥に出会うチャンスが多くなります。








白馬鑓ヶ岳頂上(2903m)
7:28

ガスで何も見えない中をひたすら上って来ましたが。
何も見えませんので、即、通過します。
 
 
 
 

雨が激しくなり眼鏡が曇って前が見えなくなります。

眼鏡してなくても
ガスで何も見えないけどネ・・・・







当然、杓子岳も巻き道を通過します。
 
 
 
 
 

テガタチドリ


村営白馬岳頂上宿舎
9:33

おーーッ!ガスの中にやっと見えました。





中が食堂になってますが、まだ珈琲しかやってません。
手持ちのお菓子で一休みです。

この天気なので白馬岳頂上は諦めて
このまま猿倉まで降りることにして、
売店で軽アイゼンを一つ買いました。

外でスタッフが餅つきを始めました。
宿泊客に振舞うのだそうです。

・・・・ダメダメそんなへっぴり腰じゃ・・・・






・・・・どれ、叔父さんに貸してごらん・・・・

・・・・ホラホラ、つっ立ってないで水をつけないと、
お餅が杵にくっついて持ちあがらないでしょ・・・・

・・・・外野席がうるさい・・・・







10:37

そうして、村営白馬岳頂上山荘を後にしました。




この辺はお花畑になっていて、綺麗だ〜!






ミソガワソウ

イワオウギとハクサンフウロ






雪渓までお花畑が続きます。







11:50

いよいよ雪渓・・・と思って

旧式4本爪アイゼンをやっと履いたのに、向こう側に渡るだけだった。
外したアイゼンを手に持って暫く歩き・・・・






12:35

今度こそ白馬大雪渓の始まりです。
ガスが凄くて上って来る人が見えません。




何年も前に買ったまま一度も使ってない旧式アイゼンも
今回、やっと日の目を見ます。

最近のアイゼンはワンタッチで簡単に履けるのに
この旧式は慣れないから時間が掛かります。

でも、さっき白馬荘で買ったワンタッチで履ける最新式のより
しっかりしてるし、安定感があります。

これでOK!






白馬大雪渓

な〜んにも見えません。

初めての白馬大雪渓だというのに・・・

前を行く人に遅れないように、付いている足跡に
足を置いて滑らないように下りますが、
その足跡が大股についているので、
これを上るのは凄く疲れそう・・・・下りで良かった!
 
 
 
 

白馬大雪渓

途中で、気分が悪そうながらも、登って行く人と出会いました。

大丈夫ですか?と声を掛けたけど・・・・

元気な時でもこれを登るのは辛いだろうに・・・・
・・・・気の毒・・・・

アッ!前方が明るくなって来ました。






白馬大雪渓

回りの景色が見えますが
まだ雪渓はずっと下の方まで続いています。
 
 
 
 

白馬大雪渓

後ろを振り向くと下りて来る人が数人見えます。
幻想的な景色です。






白馬大雪渓

明るくなって良く見ると雪渓の雪って汚いし、あたりには大きな石がごろごろしています。
落石です。

こんな大きな石が突然落ちてきたらひとたまりもありません。
ガスで周りが見えなければ尚更危険です。






白馬大雪渓
13:25

この辺は明るくなりましたが、上の方はまだガスの中です。
雪渓ももうすぐ終わります。






白馬尻荘
13:45

普通の道になると、雪渓の方が歩きやすかったと思いながら、疲れた足でやっと白馬尻荘に到着。

この時間に大勢登って来ました。
今夜はここに泊まり、明朝、雪渓にトライするようです。

雪渓の様子はどうでしたか?と何人にも聞かれましたが、
ガスで何にも見えなかったとしか答えられなかった・・・








白馬沢

山荘の脇の沢の上流が大雪渓になっています。







猿倉
15:25

白馬尻山荘から50分のコースタイムの所、一時間15分近く掛かってしまった。
足が疲れた〜!タクシー待ちの登山者が大勢道に座り込んでいました。
タクシーもフル回転のピストン運行で客を町まで運びます。

 
 



去年、雨の為に、残念ながら翌日唐松岳から下山した為、二年目にして実現した”不帰の剣チャレンジ”
名前から凄く危険な場所を想像していましたが、思ったより大丈夫でした。

天気に恵まれたうえに、登山者が少なく、渋滞なども無かったので快適な岩場登山が出来ました。
随所に鎖が取り付けられているので、鎖が有ると言うだけで安心です。

心残りは、天狗の頭から天狗山荘までの尾根歩き時と、翌日、ガスっていて何も見えなかった事です。
それと、初めての白馬大雪渓・・・・これも今一不完全燃焼です。


登山の日程の間、全て良い天気なんて事は願えないものなんでしょうか・・・・・


と、思いながら今年のNonkyの夏山は終わりました。

─ 完 ─