御岳山・日の出山
(みたけさん)  (ひのでやま)
929m     902m     
  2010.01.01


御嶽神社は東京都青梅市(武蔵国多磨郡)にある武蔵御岳山の山上に鎮座する。
中世以降、山岳信仰の霊場として発展した。

元旦に早起きをして、初詣をかねて行って来ました。
 
 

参道入り口
9:15

御嶽駅に降り立つと、のぼり電車のホームは人で溢れそうだった。
御嶽神社初詣帰りの人々なのだろう
御嶽駅からバスで5分、終点のケーブルカーの駅に着いた。鳥居を潜って歩き始める。
 
 

滝本の大杉

鳥居を潜って直ぐ、参道の杉並木のうち最大の物。
幹の太さ570cm

 
  

道がくねくねと曲がっている所なので
この名前が付いたそうです。


 
 

ここは馬を休息させておく場所だったそうです。
ケーブルカー開通(昭和10年)以前は、
馬も登山をしていたのですね。

 
 

参道は舗装されて、両側には
江戸初期からの物といわれる杉並木が
ずっと続いています。杉の幹には番号札が付けられ
て、のぼるにしたがって番号が小さくなっていきます。
最初は気にしなかったのですが、確か800本よりすこし欠ける数字だった気がします。
立派ですよね〜! 
 
 

ここはすこし平らになっていて、
気持ち、道が下りになっているんですね。

昔、盲目の按摩さんが、ここまで来て、
頂上だと勘違いして、引き返した事から
こう呼ばれるようになったそうです。

神代ヒノキ
(国指定天然記念物)

推定樹齢1000年。樹高約23m、幹周約8.2mもの大きさを誇る荘厳な神木は、
御嶽神社の参道の切り立った斜面にそびえ立っています。


  
  
 

地図

 滝本からケーブルカーだと6分で来るんだ〜!
歩いたから70分もかかってしまった。
エッ?コースタイムは一時間?

でも立派な杉並木を堪能できたから満足!

 
 
 
 

山頂の宿坊郡手前に巨大な木が有り
「くろもん」の柱がありました。
かつてはここに、黒門があったそうです。
集落への出入り口の跡です。 
  
 

山門

山門の両側には仁王様ではなくて
右大臣と左大臣が鎮座してました。
 
 

左大臣
 
 

右大臣

武蔵御嶽神社拝殿
 
紀元前、標高929mの御岳山頂に創建された関東有数の霊場。
宝物殿には国宝の赤糸威大鎧をはじめ、国宝級の鎧や太刀が展示されています。
境内は狭くて老若男女で溢れていましたが、境内から遠く東京新都心が見渡され素晴らしい。
  
 

 
 
 

武蔵御嶽神社拝殿、弊殿





武蔵御嶽神社拝殿・弊殿
御嶽神社のお参りを済ませ、のぼってきた石段を下りる。
石段の両側には日本中の「講」の名前を刻んだ石碑が林立している。
階段を下りきったところに、「日の出山」への道標が有る。

道はほぼ平坦な道で歩きやすい。
 
 

日の出山山頂
11:45
山頂は広くて東屋や、ベンチが点在していて弁当を食べるのにはうってつけだ。
お湯を沸かしてカップ麺を作るが、残り少ないガスボンベを持ってきてしまったためか
火力が弱い。ボンベを降ってみるとまだ中身は充分に有るのだが・・・・
やっとの事でお湯が沸いた。気温が低い為に火力が弱かったのかも・・・・

高山で、こんな経験は以前に有ったが、900m位の山では大丈夫だと思っていた。
侮れない!!
 
 

日の出山から見る景色。
新宿高層ビル郡が見える。
 
 

日の出山山頂

 養沢鍾乳洞跡

下りは兎に角階段が多くて膝に来る。
やっと養沢鍾乳洞小屋に着いたが、閉鎖されていた。残念!

 
 

さらに下って車道に出た。ここから養沢バス停まで歩く。
 養沢バス停に着いたら5分前にバスは出た所だった。
!ガ〜〜〜ン!
トイレに入らなければ間に合ってたかも・・・・
次のバスまで一時間半もある。

思案していると、バス停の横の家から出てきた人が、
五日市まで行くから車に乗せて行ってあげよう
と言ってくれた。オオ!神様!
 なんと幸運な事か!
こいつぁ春から、縁起が良いわいなぁ!
 
 という事で、車の後部座席に乗り込み、四方山話をしながら、
20分後に五日市駅で下ろしてもらいました。

本当に有難うございました。名前も聞きませんでしたが、
ご夫婦にとって今年も良い年になりますよう祈っております。