白馬三山

2006.08.09〜8.11
白馬三山の花たち
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行程
白馬駅(バス)〜0.4H〜栂池高原ゴンドラリフト〜0.2H〜栂池ロープウェイ〜0.06H〜栂池自然園駅
栂池自然園駅(1829m)〜1.15H〜天狗の原(2200m)〜1.2H〜乗鞍岳(2436m)〜0.3H〜大池山荘(泊)
〜白馬鑓温泉小屋(2100m)(泊)

白馬鑓温泉小屋〜4H〜猿倉(バス)〜0.4H〜白馬駅

台風7号の、長野方面直撃のニュースで、、台風情報に一喜一憂の日が続いた結果、計画していた白馬登山は断念せざるを得ない状況に追い込まれ、下山時に予約をしている温泉だけでも行こうと8月9日(水)4:50我が家を出発。ワイパーが振り切れるかと思うほどの豪雨の中、大型トラックにあおられながら関越道を走り、もうすっかり白馬登山は諦めの境地だったのが、長野道に入り軽井沢を抜け、佐久に差し掛かった頃には空が明るくなり見る見る青空になってきたでは有りませんか!今まで暗く沈んでいた気持ちがすっかり希望に満ちて鼻歌まで出てきて、10:15白馬の駅前に到着した時には台風なんてまったく関係ないほどの快晴になっていました。
やっぱり、日ごろの行いが良かったとしか考えられない・・・・・・・・

「白馬駅」8月9日(水)10:15

白馬駅前の案内所で山の様子を聞くと、今年は雪が多くて、栂池から白馬を目指すコースでも下山時にはアイゼンが必要と言うので¥1000でレンタルしました。有料駐車場に車を置き、3日間で¥2500の所を¥2000に負けてもらって11:05白馬駅を出発。台風の影響かバスの乗客はたった3人だった。
「栂池高原」12:20

これよりゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで栂池自然園駅下車。

自然園巡りの30人くらいの団体さんがガイドの説明を聞いてその横をすり抜けて進むと、いきなり急坂の上りになる。

去年の剱岳の反省を思い起こし、まず生水を飲みすぎない事、荷物は極力軽量に勤める。等、周到な準備で望んだ今回の白馬・・・・・あーーいかん!去年、山の診療所でもらって助かった正露丸を今度は必ず持参しようと思っていたのに〜!忘れてきてしまった。
絶対、お腹壊さないようにせねば・・・・
「天狗の原」
木道が付いているので快適!
あの山に向かって木道が伸びています

雪田を横断して、いよいよ乗鞍岳への登りに取り付く!
頭上から振り注ぐ太陽に焼かれながら、風の通らない昇りをひたすら登ると、いきなり空が広がって、広い台地に出た。安山岩がボコボコした中にロープが張って有るので、ここが道なんだと分かる。いやーー!見渡す限り石の台地だ!
向こうの方に一際高く大きなケルンが見える。あれが乗鞍岳の頂上だ。3:35。
何を基準に、ここを頂上と決めたのかな?
・・・・考えないでおこう・・・・

入道雲が足元から湧き上がって来る。
休む間も無く、今夜の宿の大池山荘を目指す。ごろごろした大石の上を飛ぶように下ると眼下に青々と水を湛えた大きな池が見えた。湧き上がる入道雲と、静かな山上湖・・・・「ウワーーーッ!見えた見えたーーーッ!」池のヘリにへばり付くように、小さく赤い屋根の山荘が見える。

あれが大池山荘だ。すぐ近くだと思ったら、下りても下りても中々山荘は近づかない。湖畔で遊ぶ人の声が耳に届くようになって初めて安堵感を覚えた。
16:10大池山荘着。

白馬大池は、風吹大池に次ぐ北アルプスで二番目に大きい山上湖だそうだ。

部屋が決まると荷物の整理を済ませ、夕食までの待ち時間をビールを買って湖畔でのんびり、ひと時の開放感に浸る。
山荘の前庭はキャンプ指定地になっているが、今日は一組もテントを張っていない。辺りにはチングルマ、ハクサンイチゲ、ナナカマドの花が風にそよいでいる。静かだ〜!

登山で一番好きな時間だ。山頂での感動は勿論だが、山小屋での食事までの待ち時間は、特にする事も無く、ただ大自然の中でボーっとしているだけの非日常的なこのひと時が、私は、これまた登山の醍醐味かと思うわけで、その為には山小屋に、なるべく早く着きたいものです。
夕食は山荘名物と言われるカレー。大池山荘はカレーオンリーだと聞いて「えーーー?カレーなんて今頃そんな話聞いたこと無い〜!」と不満を漏らした私だったが、結局カレーのお替りをしてしまった。

ふふふ!食べ過ぎました。はい!その夜は6人部屋に二人と言う贅沢さで熟睡!
「雷鳥坂途中で見た日の出」8月10日(木)5:05

朝食と、昼食分の弁当を二人で3個作ってもらい、4:50大池山荘出発。今夜の宿泊は鑓温泉小屋。長い道のりです。

サア頑張って歩かねば・・・・温泉が待ってルンルン!・・・

もうすっかり明るくなっている。

雷鳥坂と名前が付いているから雷鳥に会えるかも知れないと期待しながら、右谷底から吹き上げる風が冷たく、半袖では寒いので長袖を出して着た。


こんなに天気がよい日は、雷鳥は天敵に狙われるのを恐れて、外に出て来ないらしい。泣き声も聞かなかった。
咲き乱れる花々や山々の素晴らしい展望に気を取られながら足元にも気を使って歩かなければならない。

「いっせいに花が開いた所なので、今日辺り見ごろですよ!楽しんできてくださいネ!」と、案内所の人が言ってた通り百花繚乱、春、夏、秋の花が咲き乱れる 尾根道は写真を撮りながらついつい時間が経ってしまう。
小蓮華山頂。7:00

山頂には真っ赤に錆びた大きな鉄剣が突き刺さっている。ロープが張ってあって「地割れ危険」の標識が・・・・!

山頂から見た大池
これから目指す「白馬岳」「杓子岳」「白馬鑓ヶ岳」の白馬三山への尾根道が細く、なが〜く続いているのが見える。

初めて、対向者と出会い、相手も「今日始めて人に会いましたよ」とひと時言葉を交わす。この別天地に今、わずかな人間しかいないと思うと余計に贅沢な気分に浸る。
「三国境」7:40

やっと「三国の分岐」に来て朝食タイム。新潟、長野、富山の県境が接している地点。右に下ると朝日岳方面だ。

大池山荘で作ってもらったのは鮭弁当だった。ご飯も、鮭も中々美味しくて、山小屋弁当では五つ☆だなって思いながら完食!それと大池山荘で昨夜水筒にいっぱい、もらった番茶が美味しかった。今まで番茶を持った事は無かったので新発見だった。
体力を回復し、白馬岳への上りを行く。右側斜面はコマクサの群生地で、小さなピンクの花を付けたコマクサがロープを張った登山道と隔離されて大切に保存されている。
しかし、白馬は花の山という感じ!まさに百花繚乱!さっきも言った!
白馬山頂9:45
白馬山頂から見た杓子岳と白馬鑓ヶ岳(2932m)

絶景かな絶景かなアア絶景かな!山頂には円形の方位盤が有って山々の名前が分かる様になっているが、登山者が撫で撫でした為に擦れて字が判読しずらくなってしまっている。

地図と照らし合わせながらあれが去年登った剱岳、その下に見えるのが黒部ダム、するとあのあたりが室堂、目を転じてあれが南アルプス、その向こうに微かに富士山、槍ヶ岳も見える。ああ、感動の極み・・・
白馬頂上から見た、立山連邦と剣岳。

すごーーーーい!360度の展望。この山頂にも誰もいなくてこの景色を独り占め、そのうち1人の女性が登ってきて、「富士山も見えるって聞いたんですが富士山はどれですか」と聞くが遥か遠くに霞んで見える富士山を確認できたかどうか今も気がかり・・

頂上よりの拡大画像
白馬山頂から10分ほど下ると白馬山荘がある。大勢の若い女性がいっせいに窓拭きをやっている。華やかなざわめきが3000m近い山上だと言う事を一瞬忘れさせる。

干してある布団が、夕べ泊まった大池山荘の布団と同じなので不思議がっていると、白馬の山小屋は、すべて株式会社「白馬館」の管轄の下に運営されているのだと、同行者が物知り顔に説明した。なるほど!でも布団が同じのは良いが今晩の鑓温泉小屋でもカレーなのかな〜?と不安が広がった。
山荘の庭で、退屈そうにしていた女性にトイレの場所を聞いたら「あのォ〜!山小屋ってェ〜、トイレが外にも有る物なんですかァ〜?」と中に向かって聞いている。中でも即答出来ない人ばかりのようだ。何なんだ!この微妙な、ちぐはぐな空気は・・・・

ややもして、靴を脱いで館内に入らないと外のトイレは無いという返事が帰ってきた。そのときにはもう、呆れて下山の体制に入っていたので礼を言って立ち去った。あんな大きな山小屋に登山者用の外トイレが無いなんて考えられないけど・・・・・それほど急を要しているわけじゃないので、まあ良いや!
最低鞍部までの下りにも高山植物が今を盛りと 咲いている

北海道を除いて、白馬岳にしかないというウルップ草は
花が終ってとうもろこしの芯みたいになって私達を迎えてくれた。オーーよしよし!
左後ろに屹立して見えるのが剣岳
10:44
山の半分を削り取ったような杓子岳は、山頂への道を左に見上げながら、巻き道を行く。山の腹を巻いている割には僅かな昇りになっていて意外とシンドイ。
杓子岳の巻き道に咲いていたコマクサ
後ろを振り返ると、白馬岳山頂に向かって、谷から雲が湧き上がっている。白馬山荘は、こんなに離れていても、白馬の山腹に、へばりついているのが見える。
白馬鑓ヶ岳頂上着12:00
頂上は狭く木陰も無いがここで昼食にする。弁当とコーヒーを沸かして飲む。
後から登ってきた若者4〜5人組は聞くところによると白馬山荘に駐在していて、毎日山を歩きながら怪我人などの保護に当たっている医学生という事だった。
アット言う間に追い付かれてしまったので歩きなれた道という感じだった。今夜は天狗山荘泊まりだという。

これから先は下りのみ、靴の紐を締めなおして遥か下に見える天狗と鑓温泉の分岐地点まで乾いた砕石道のガレバを滑りながら下る。
13:38分岐着
鑓温泉への道を下り始めて間もなく親子連れが登ってきた。小学生の男の子はかなりバテ気味だったが、お父さんは目を輝かせて、この下の方お花畑が素晴らしいですよ!チングルマがいっぱい!とチングルマのアクセントが面白く、その後ずっと変なアクセントのチングルマを連発しながら、なんとなく空模様が妖しくなりかけたので気持ちは焦るが、お父さんの言った通り、お花畑が素晴らしくて先に進めない。
お花畑が途切れて、雪渓を行こうとした時、下の方から「そっちじゃないよ〜!」と叫ぶ声がする。声のする方を見下ろすと、男性がしきりに反対方向を指差していた。雪渓に入らずに歩ける道が有ったのだ。

近くになって見ると、「自然観察指導員」の腕章を付けて、真っ黒く日焼けした白髪交じりの顎鬚の男性だった。時々こういう人に出会うが、安定した歩行で決して急がない。山歩きの秘訣などひとしきり聞いた。
見た所、60歳は超えている感じだが、彼の登山の体力作りはひたすら歩く事だそうだ。スポーツジムでマシンをタマにやっているだけの私の連れは、昇りがきついのでどうしたら楽に歩けるか教えを請うていた。

指導員は、兎に角歩幅を狭く膝も大きく上げないでと言っていたけどそれは不可能だと思う。だって、大きな岩を登る時など、胸よりも高く足を上げて、両手でエイヤッ!と身体を持ち上げないとならないもの・・・・・ハイ!
・・・とか何とか言いながら、右に左に折れて下っていくと、いきなり雪渓が現れ、それを下るのかと、いよいよアイゼンの出番かと、気持ちが引き締まった時、雪渓に添って黄色のテープが張られて立ち入り禁止になっている。

雪渓に沿って登山道が僅かに付いているのでその道を行くと、まだずっと先だろうと思っていた鑓温泉小屋がすぐ下に見えた。「小屋が見えたよ〜!」登山をしていて、目的の山小屋が見えたときほど嬉しいものは無い。特に今日は温泉付きだし〜!
15:40白馬鑓温泉着
小屋の前には濡れたものを干せるようなっていたので、汗になった衣服を干し早速温泉に・・・温泉は女性専用と、露天風呂の二つが有った。露天風呂の方は夜8時から9時までが女性専用になるらしい。まず、女性専用風呂に入る。湯上りに又ビールで乾杯。ビール350mlが¥600.500mlが¥800 これを高いと感じるか、安いと感じるか・・・・
「女性専用風呂」
樋から流れ出る湯量は凄い量で大きな音を立てて流れっぱなしになっている。そのまま打たせ湯をすると山歩きで疲れた筋肉が反発しているのを感じる。

浴槽はぬるぬるして決して気持ちは良くないけど大量のお湯がそのまま谷底に流れていっているので常に新しいお湯が充満しているのだと思う。結構深い!
「露天風呂」入れないから今は入り口だけです。

夕飯はカレーでは無かったけど、ご飯が硬い所と柔らかい所とが有ってチョー不味かった。明日のために又お茶をもらおうと思ったら、有料だと言う。えッ?株式会社でも支店によって違うんだ!それでも、「こっそり入れるくらいなら良いですよ!」と言うのでヤカンに残っていたお茶を水筒にもらった。

露天風呂に入る為に、夜の八時に、ごそごそと抜け出して行って見たら、真っ暗で脱衣場も何も分からない。気配りで暗くしてあるのか・・・それでも手探りで服を脱ぎ手探りで湯船の中に身を沈める。そのとき懐中電灯の明かりが階段を下りて脱衣場まで来た。服を脱ぐのはここで良いのかとか一人で思案しているので、声を掛けると、アア人が居て良かったと言いながら湯船に入ってきた。

顔は見えないけど声からかなりの年配だと分かった。東京から来たのだけれど始めての山で、大変な思いをしながら栂池からここまでやってきました。主人をなくして私が寂しい思いをしていると思って、山にでも行くか?と息子がインターネットで色々調べて、冥土の土産に決心して連れてきてもらいました。まあ今日で4日目です。と話しながら、こんな星空久しぶりに見た。来て良かった〜!闇の中に声だけが聞こえる。

つられて見上げると、星が零れ落ちそうに、すぐ手が届きそうな所で瞬いている。温泉のせいか人情か、ジンワリと心と身体の底まで染み渡ってきて、汗が出てきたので、お先にと声を掛けて湯船から出た。
今日は客も少ないのに狭い穴倉みたいな部屋に押し込められた。二人でも6人部屋を使っている人もいたのに〜!階段を登っても良いからもっと広い部屋で寝たかったな〜!
8月11日(金)5:00
今日も快晴だ!
朝食を済ませ、出発の準備もゆっくり、もう他の登山客は全員出た後だった。昨夜、真っ暗の中で入った露天風呂は明るい時に見るとかなり広い。大量のお湯がドンドン下に流れっぱなし。勿体無い気がするよ!雪渓が見下ろせるし、明るい時に入れば気持ち良いだろうな〜!
6:15鑓温泉小屋出発
猿鞍のバス停まで三時間の下りだ。小屋のすぐ下のキャンプ指定地を通り抜けるとすぐに雪渓に出た。下りの方が足が滑るので、アイゼンが必要だと聞いていたので、危険を感じたらすぐ、アイゼンを付ける覚悟で荷物の一番上に入れてある。
雪渓と言っても真っ白い雪ではなくて泥と一緒になって全然美しくない。赤くペンキで順路が示された所は硬く踏みしめられて階段状に足跡が付いている。恐る恐る歩き始めてしばらくすると、要領が分かってきた。スキーの急斜面を滑る時の要領で前傾姿勢で常に体重を土踏まずの辺りに意識して歩くとアイゼン無しでも大丈夫そうだった。
赤い道順は今度は上のほうに向かっている。前を歩いているのは昨夜露天風呂で一緒になったご夫人の一行らしかった。息子さんらしい人と、ガイドと3人でアイゼンを付けていた。40分も先に出発したようだったが、慣れないので時間が掛かっているのだろう。雪渓が切れては又しばらく行って雪渓の繰り返しだからそのたびにアイゼンの着脱はかなりのロスタイムになりそう!雪渓の辺りはゼンマイや、フキノトウなど、春の山菜の芽吹きが見られ、やっと今春が訪れたといった感じだ。タラの芽もあるよ〜!あーー!ウドも出てるよ!凄い凄い!採っていこうか!等と歓声を上げ、ひと時山菜に目を奪われては、我に返って、いかんいかんまだまだ先がが長い道のりだ・・・・と、後ろ髪を引かれながら歩き始める。
雪渓を渡りきるト、今度はお花畑が待っていた。来た道を振り返ると雪渓の向こうに山の腹にへばりつくようにして鑓温泉小屋が見えるが岩と同じような色なのでよっくみないと分からない。鑓温泉小屋は冬になるとずべて解体してしまうそうだ。温泉だけは流れっぱなしで、猿の天国にでもなるのかな〜?
お花畑はずーーと続き小さな沢をいくつか渡って ・・・
鑓温泉小屋も見分けが付かなくなってしまった頃、マタマタお花畑に目を奪われて・・・・

双子岩を過ぎた辺りから見上げた白馬三山


左から白馬鑓ヶ岳(2903.1m) 杓子岳(2812m)白馬岳(2932.2m)
パノラマ用のカードがいっぱいになったので、継ぎはぎ写真になってしまいました。
実際は三山がもう少し離れています。
(それぞれの山をクリックすれば大きくなります)





下りにもいい加減飽きてきた頃、ストンと広い林道に出た。良く目立つ登山標識が立っている。丁度これから登り始める人と出会った。まだまだ余裕顔のその人は、後10分も歩けばバス停ですよ!と教えてくれた。

涼しげな顔のその人に向かって、この道を登るのも、えろうきつうおますよ!分かってマッカ?・・・・・と私の中の誰かが言った。
猿鞍のバス停着10:40
ふーーーー!やっと着いた。
鑓温泉小屋から3時間半も掛かってしまった。
丁度バスが出たばっかりで、次のバスまで1時間弱時間が有る。

猿鞍のバス停には、冷たい水の出る洗い場がトイレの脇に有ったので、その脇にシートを敷き荷物の整理やら冷たい水で身体を拭き、汗になったものを干して頭から水を被った。
ヒャーーーッ!ツメターーーイ!おかげで生き返った気持ち!
あたふたとバスに乗るのではなく、余裕でバスに乗れたので疲れも半減した感じ!これは大きい!

世に言う「百名山」には興味が無いけれど、白馬三山には一度登ってみたいと、以前から心の隅で温めていた思いが、思いがけず、天候に恵まれて実現しました。一般的には大雪渓を上るコースに人気が有るようですが、栂池から入る今回のコースも中々良かったと満足しています。時期も良く、高山植物がまさに盛りの時でした。余りの花の多さに、花の写真を別にしました。体調も崩さず、元気で下りてこれたのが何よりだったと思っています。それに団体登山とかち合わなかったのも快適な登山が出来た大きな要因です。・・・・雲を愛で、風を感じ、岩に寄り添い、花の言葉に耳を傾ける・・・・山は静寂・・・・・な〜んてネ!「白山三山の花たち」