トルコの旅 5日目

カッパドキア観光 = ギョレメ野外博物館、地下都市カイマルク、ゼルベの谷、ウチヒサール、

3姉妹の岩、らくだ岩、 洞窟住宅訪問、絨毯工場見学

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MDC CAVE HOTEL

カッパドキアの朝

夕べ到着した時は暗くて分かりませんでしたが

こんな素敵なホテルです。


MDC CAVE HOTEL



MDC CAVE HOTYEL

岩を利用した作りになっています。

MDC CAVE HOTEL

庭には小さな花が咲いていました。



レストイラン

夕べの夕食はこんな素敵なレストランだったのね!

朝食用のレストランの入り口で

パンケーキを作っていた女性
 


綿棒で伸ばして行きます。



こちらのレストランは明るくて広い

朝食のメニューも豊富です。

でも、そんなに食べられないのが残念!
 


鏡の効果も有りますけど・・・・


食後外に出ようとしたら

大きな鉄板でパンケーキを焼いていました。


小さなお団子がこんなにうすく広くなりました。

食後はいよいよカッパドキアの観光です。

らくだ岩

らくだ岩

ほんとに、らくだそっくりです。
 

これはペリカンみたいです。
 

右端の岩の上にイルカが乗っています。


岩の間から見えるのはマリア像
 
 

カッパドキア

トルコ中央アナトリアの半乾燥地帯に位置し、

何百万年もの昔、カッパドキアの3つの山、エルジェス、ハサン、ジュルルの火山活動の

噴火の噴出物で出来た疑灰岩(ギョウカイガン)の層は長い年月の間に雨に打たれ侵食されて、

柔らかい溶岩を切り裂き、変化に富んだ固い地層がむき出しになった結果、このような奇岩郡を形成しました。

カッパドキアのこれらの奇岩には、円錐型、尖頭型、円柱型、キノコ型や帽子を被っているように見えるものまで有ります。

(Wikipedia参照)






カッパドキア



カッパドキア


 

カッパドキア

カッパドキアはペルシャ語で「美しい馬の地」と言う意味だそうです。


 

カッパドキア


 

ゼルベの谷、パシャバ

“妖精の煙突”とよばれる奇岩が沢山有り、

中世のキリスト教徒による居住跡が見られます。

ガイドの後に付いて道を登って行くと・・・・



ゼルベの谷、パシャバ

パシャバを見下ろす場所に行きました。

カッパドキア出身の地元ガイドは、

こんな金網の柵なんて無かったのに・・・・とつぶやいていました。
 


ゼルベの谷、パシャバ
 

ゼルベの谷、パシャバ

正に妖精のキノコの家のようです。
 


ゼルベの谷、パシャバ

 


ゼルベの谷、パシャバ


ゼルベの谷、パシャバ




ゼルベの谷、パシャバ

まるで御伽噺の妖精の村ですね・・・・不思議・・・
 
 

ガイドの姿が消えたと思ったら、

あんな下に・・・・

こっちから下りられるか確認に行ったのですが

駄目だった見たいです。

子供の頃はこの山を走り回って遊んでいたらしくて・・・



足元に咲いていた黄色の花
 
ゼルベの谷、パシャバの花たち

カッパドキアの小さな花たちも日本ではあまり見られない種類です。

 
 
ゼルベの谷、パシャバの花

この青い花も始めてみる種類でした。




ガイドの幼馴染の家を訪問する事になりました。

乗馬体験の施設みたいです。

この道の真っ直ぐ奥が友人の家らしいです。
 




ガイドの友人は今はイスタンブールに住んでいて

彼の母親だけが洞窟に住んでいるそうです。

 

以前はこの家に住んでいたそうですが・・・・

二階は鳩小屋だったそうです。
 


今は向こうに住んでいるとか・・・

トルコでは昔からどの家も鳩を飼っていて、

洞窟の小さな穴は鳩の部屋らしいです。

化学肥料の無かった頃は鳩の糞が最高の肥料だったようで、

特に葡萄を育てる為に無くてはならない物だったようです。

 

あの家がそうみたいです。

洞窟の家ってどんな生活なんでしょう・・・

笑顔で迎えてくれました。

ベルギー生まれでフランス語を話せるお母さん。
  

洞窟部屋
 
部屋の中にお邪魔しました。

8畳くらいでしょうか?

壁に沿ってコの字型にソファーが置かれています。



洞窟部屋

壁は漆喰で塗られて、

手織りの絨毯や飾り物が掛かっています。


玄関にはトルコのお守り

「ナザール・ボンジュウ」が掛かっています。

床にはトルコ絨毯

誰が彫ったか分からないけど、

この洞窟の家に住んで7代目になるそうです。



ご自分で織った絨毯も有りました。

織りかけの絨毯

トルコの女性は誰でも絨毯を織れるそうです。



お手製のケーキを出して下さいました。
 


チャイも

台所も清潔で随分近代的ですよね

洗物をするツアーディレクター

庭にもソファーが有り、

暑い夜はここで眠ったりするそうです。
 
 

御宅訪問の際には何も持っていかないように

言われていたのですが、

誰かがジャガリコを手渡したみたいです。

感謝の気持を表したかったのですよね!
 

お邪魔しました。

ありがとう御座いました。

いつまでもお元気で!

この地に住むようになった経緯や、

その後の彼女の人生など興味深く聞くことができました。

僅か、45分ほどの滞在でしたが、別れは寂しいものです。
 


洞窟に住んでいるから貧しいのだろう・・・とかの

先入観を持たないで欲しいと事前にガイドが話していましたが、

都会で時間に追われ自分を見失って、

気が付いたら随分歳を取ってしまったような人生をを送っている人(自分も含めて)

よりも、数倍も充実した人生を過ごしているのかも知れない。

と、思いながら洞窟のお宅を後にしました。

「親が死んだら直ぐに洞窟の家は売ってしまう」

とガイドの友人は言っているとか・・・やめてッ!



洞窟を利用した建築物

ホテル?レストラン?

カッパドキアの観光は続きます。
 

展望台からの眺め
 


展望台からの眺め
 

 
ウチヒサール

カッパドキア地方で一番標高の高い村

中央にある岩山は、古くから要塞として利用されました。

岩山には「鳩の家」とよばれる無数の小さい穴があり、

ブドウ畑の肥料に使う為の鳩の糞を集めていたそうです。



みやげ物店



素焼きの壷

売ってるんでしょうか?

 
ナザール・ボンジュウ

トルコの代表的なお守りで

他人からの邪視を跳ね除けると信じられています。

家の玄関、など必ずと言って良いほど飾っていて、

私達のバスの中にもぶら下がっています。



ウチヒサールを後にして
 


こっちの岩肌は、滑らかでこんな美しい岩もあるんだな〜と、

見とれてしまいました。
 



絨毯工場見学

トルコと言えばトルコ絨毯と言うほど有名ですよね、

やって来ましたよ絨毯工場、まず、手織りの実演を見学します。

手元に完成図のような物が有るだけで、何色もの糸を

ダブルノットとよばれる織り方で結んで行きます。

シングルノットとダブルノットの結び方がよく理解できないのですが・・・・
 
 

繭から糸を取る所の見学


皆、真剣な表情でみています。

大広間で絨毯の展示説明を聞きます。


一面に広げて行きます。

ダブルノットで織った物は裏も同じ模様が出ます。

ワインと珈琲が出て来ました。

ここまでは、絨毯を買うつもりは微塵も無かったのに・・・

 

空きっ腹に飲んだワインのせいか、セールスマンの流暢な日本語のせいか、

トルコブルーの色と、花の模様が私をよぶんですよね・・・

私を日本に連れてって!

と言う訳で、買ってしまいました。トルコブルーの素晴らしいトルコ絨毯・・・

後々家計に響く事は重々承知だったのですが・・・・

 

絨毯工場の値段駆け引きでエネルギーを使いお腹ペコペコ




EVRANOS

ランチの洞窟レストラン
 


EVRANOS

洞窟レストラン内部はかなり広い

ランチ

食事の時は毎回キティーちゃんのウェットティシュを

ツアーディレクターが出してくれます。

これ、助かりますよね!


ランチ

鱒のムニエルとバターライス

ヨーグルトと豆


地下都市カイマルク入場



カイマルク入場チケット

カイマルク

カッパドキア地方にある地下8層に及ぶ地下都市。

内部には教会、学校、ワイナリー、食料貯蔵後などが作られ、約2万人が暮らしたと考えられています。

各階層は階段や、傾斜した通路でつながれています。

ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿り着いた初期キリスト教徒たちが隠れ住み、

何世紀もかかって彫り進められ拡張されてきましたが、作られた年代は謎に包まれていて、

紀元前から存在し、ヒッタイトによって作られたと考えられています。

(Wikipedia参照)

トルコの地下都市は未だに全容が解明されてなく、

実際には200〜400もの地下都市が横穴で繋がっているそうです。


 
カイマルク


このときは見学者が多くて

ツアーとはぐれない様に必死でした。


壁に十字架の彫り物
 
迷路のようです



まるい石は敵が攻めて来た時、
入り口を塞ぐドア


かがまないと通れない程の狭くて小さな通路

ワイン貯蔵庫



ここは広間になっています。
 
カイマルク

かなり広い部屋も有りました。

 
カイマルク

長時間地下都市にいると息苦しくなって来ます。

こんな所で何年も生活出来たなんて凄い!

信仰って、予想だにしない意志の強さを人間に与えるんですね・・・

そろそろ地上に上がりたい・・・・



三姉妹の岩

外の空気は最高!

3つの岩が寄り添うように立っている場所です。



三姉妹の岩



ギョレメ野外博物館


 
ギョレメ野外博物館入場チケット



カッパドキアでは4世紀ごろから、キリスト教徒が住むようになりましたが、

9世紀頃からイスラム教徒の圧迫が激しくなり、

迫害から逃れ、自らの信仰の為に岩に教会や修道院を彫ったと伝えられています。

その、中心となった場所がギョレメで一帯には350〜500もの教会が有ったそうです。

現在では約30の教会が野外博物館として公開されています。

信徒の描いたフレスコ画は「カッパドキア様式」と言われて芸術性のたかいものです。

カッパドキアの中心地ギョレメは「見てはいけない}と言う意味があるそうです。

(Wikipedia参照)




聖バジル教会



ギョレメ野外博物館

教会名と内部のフレスコ画の看板


ギョレメ野外博物館地図



暗闇の教会

あんな高い場所の教会入り口は何処?



聖バルバラ教会

サンダルの教会

階段を登って入ります。


 
サンダルの教会内部

ここは食堂のようです。


フレスコ画を大きくしましたが、名前の由来になっているサンダルがよく分かりません。


 
ギョレメ野外博物館

ギョレメ野外博物館に入ると急に寒くなり風も出てきて、夕方になったせいでもあり、

夕食のレストランの予約時間も迫ってきたので、

見学もそこそこに後ろ髪を引かれる思いで洞窟教会郡を後にしました。

教会内部の撮影禁止箇所と、フラッシュ禁止箇所があり

素晴らしいフラスコ画を沢山見ましたが、写真に残してない物は忘れてしまうのが残念です。



Bizim Ev

夕食レストラン


つぼ焼きケバブを持った人形のお出迎え

このレストランも洞窟で出来ています。



二階に上がって

素敵な雰囲気のレストランです。

火が燃えているつぼ焼きケバブが

運ばれて来ました。



つぼ焼きケバブ

小麦粉で出来ている蓋の部分を外すと

中にはトマトで煮込んだ肉と野菜がはいっています。


ゴハンと混ぜていただきます。

これが、中々美味しかった・・・

肉や魚をローストした物をケバブと言います。



長年憧れていたカッパドキアは、

さすがに見所が多く一日中興奮状態でした。

今夜もカッパドキアの洞窟ホテルに宿泊、明日はどんな感動が待っているんだろう



─ 6日目に続く ─