─ モロッコの旅 6日目─

(エルフード 〜 メルズーカ 〜 エルフード〜 ワルザザード)

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赤丸が今回訪れた町です。
 

サハラ砂漠

早朝、ホテルから4WDの車に分乗して

ガタガタ道を走りサハラ砂漠に到着

辺りはまだ真っ暗です。
 
 
 

サハラ砂漠

ラクダが立ち上がる時、

大きく揺れるので、落ちないように

ベルベル人のラクダ引きが支えてくれます。

サハラ砂漠

サハラ砂漠の向こうがボンヤリ明るくなって来ました。
 
 
 

サハラ砂漠

寒いので、防寒対策バッチリです。

4頭のらくだがつながれています。
 
 
 

私のラクダを引いているバラ

32歳で息子が一人って言っていました。
 
 

サハラ砂漠の朝日

いよいよ朝日が昇ってきました。



サハラ砂漠の朝日

朝日って何処で見ても厳粛な気持になります。

まさか、サハラ砂漠で朝日が見れるなんて・・・・感動・・・・



サハラ砂漠の朝日

徐々に周りの景色が現れてきます。

砂嵐の日も頻繁に有る様なので、せっかく来ても砂嵐に会えば、

残念なままサハラ砂漠を後にする人もいるんですよね。




ラクダ引きのバラがポーズを付けてくれました。

写真を見て、朝日を両手に抱えているのだとわかりました。
 
 
 
 

これは片手で朝日を持っているポーズ。

怪しいスタイルですが、砂嵐と寒さ対策のビニールカッパが

意外と役に立ったのです。

砂にラバがアラビア語で私の名前を書いてくれました。
 
 
 
 

指でさっさっと上手に書いてますよね。

後ろの人に言われて振り向くとラクダの顔が

お尻にくっついていました。気に入られたみたい・・・
 
 
 

名残はつきませんが砂漠を後にします。

サハラ砂漠

砂漠に映る影がロマンチック・・・
 
 
 

サハラ砂漠

これも素敵!一生の思い出になりました。
 
 
 

サハラ砂漠
 
 
 
 

サハラ砂漠の砂

現地の旅行会社からのお土産です。

砂漠で朝食

テントに朝食の準備をして待っていました。
 
 

砂漠で朝食

おなか空いた・・・

砂漠で朝食

ミントティーとパンケーキ、ヨーグルト、卵、トマト
 
 

砂漠で朝食

朝日が出てきて、暑くなり食後にカッパを脱ぎました。

サハラ砂漠

多分、最初で最後のラクダ体験でした。

自然に出来た砂の芸術・・・・

素晴らしいですよね・・・
 
 

サハラ砂漠に行った証明書
 
 

サハラ砂漠

4WDに分乗してホテルに戻ります。

来る時は向こうのガタガタ道だったけど、

帰りはアスファルトの道を走ります。
 
 

エルフード町

ホテルで着替えの後、エルフードを後にして

ワルザザードへ約5時間のバス旅です。
 
 

車窓からの景色

今朝は早起きしたので、

移動の途中眠気が襲ってきます。

カナート

ワルザザードに向かう途中立ち寄りました。

「カナート」とはアラビア語で地下用水路の事です。

アトラス山脈を水源に10q〜15kmも続いているそうです。

見渡す限り井戸を掘った後が有ります。
 
 乾燥地帯の人々の水に対する願望が成し遂げた、気の遠くなるような作業の跡ですね。
 
 

カナート

売店も有ります。
 
 

カナート

1200年も前から有る地下水道。

カナート

脚でくるくると滑車を回し

カナート

彫った砂を籠に入れて地上に運びます。

ほんの少しずつしか運べなさそう・・・
 
 

カナート

ガイドが地下水道の構造の説明をしてくれますが

良く理解出来ません。
  
 

カナート

ここから、地下に入る階段が有りますが有料です。

私はパスして、売店をのぞいてみます。
 

砂漠のバラ

砂漠のバラには石膏(硫酸カルシウム)で出来た物と、

重晶石(硫酸バリウム)で出来た物があり、

かつてオアシスのあった場所で、水が干上がることによって、

水に含まれる化学物質などが結晶化して形成されると考えられています。


水に溶けたミネラルが結晶に成長した結果できる物なので、水の無かった地域からは出てこない。

砂漠と言えど、かつてそこに水が存在した事を示す証拠にもなる物だそうです。

こんな土産物店に無造作に並んではいますが、非情に珍しく高価なものです。

(値段ははっきり記憶にありませんが、確か、30万以上の物が有りました。)

本来は透明なものですが、砂漠の砂が表面について茶色に見えるのだそうです。

・・・・ミラクル・・・・
 


アンモナイトの細工品もありました。


 

さらにバスはワルザザードを目指して進みます。
 
 

車窓より

車窓より

山肌に、モロッコの標語「神、国、王」の文字が見えます。
 

車窓より

どの町でも、

座って、ボーっと道を見ているのは男性ばかり・・・

車窓より

家が完成した時点で税金を納めるので、

二階を未完成のままにして、住んでいる人も多いそうです。
 
 
 

カスバ街道のオアシス

添乗員さんが昔々の歌謡曲の「カスバの女」をバスの中で流しました。

どなたかご存知の方は一緒に歌ってくださいと言われましたが、誰も無反応・・・・

(・・・私知ってます、歌えま〜す!・・・・内緒で〜す・・・・)

♪なみだじゃ〜ないのよ〜うわ〜きなあ〜めに〜ちょっぴり〜このほほ〜ぬら〜したぁだけよ♪

♪ここ〜は地の果てアルジェリア・・・・♪

ごめんなさい止まらなくなった、止めますね!!
 
 
 

カスバ街道
 
 通ってきたカスバ街道を高台から見下ろします。

茶色の町並みとオアシスの緑が対照的で、エキゾチック!

♪ どおせ、カスバの夜にぃ咲く・・・・・♪

・・・ごめんなさい・・・
 
 

トドラ渓谷

トッガー渓谷とも言います。

ハイアットアトラス山脈の東部ティネルヒルの町の近くにある渓谷です。

渓谷は幅10mの狭い場所で両側に160mもの垂直で、真っ赤な岸壁を形成してします。



トドラ渓谷

真っ赤な岸壁に圧倒されます。
 
 


トドラ渓谷

上ばっかり見てると首が疲れる

トドラ渓谷

道路にみやげ物店も並んでします。
 
 

トドラ渓谷

近隣の町の人々も多く来るそうです。

トドラ渓谷

ロッククライミングのメッカだそうですが

この日はクライマーを見つけられませんでした。
 
 

トドラ渓谷

対岸にはホテルも有ります。
 
 

トドラ渓谷

ホテル側に行く橋が無いのですが・・・石を伝って行くの?

トドラ渓谷

車と車の間でお弁当を食べている地元の家族でしょうか・・・・

川辺の方が気持良いのにネ・・・・



トドラ渓谷

バスの中から手を振ると、ピースサインで答えてくれました。

楽しそう・・・
 
 
 
 

Restaurant La Petite Corge


トドラ渓谷からバスで5分

タジン鍋のランチです。
 
 


Restaurant La Petite Corge

店内 
 
 

Restaurant La Petite Corge

テラスの席もあります。

温野菜のサラダ。
 
 
 

来ました、タジン鍋

肉団子のタジン鍋

湯気で中が良く見えません。

年季の入ったタジン鍋、
いったい何人の人がこの鍋で食べたんだろう・・・・

と、思うと感無量・・・
 
 

味は、すき焼きに似ていて美味しい。

隣の人のは汁が多くて色も薄め、

私のは汁が煮詰まっていて、

濃い目の味でチョー美味でした。

デザートのプリン。

これは既製品ぽい味でした。

屋上のトイレはは建築途中のままでした。

これも税金対策?
 
 
 

Restaurant La Petite Corge

さっきの屋上で工事をしている人が見えます。
 
 
 
お腹一杯になり、

バスは、更にワルザザードを目指し、

更に睡魔が襲ってきます・・・・

車窓より
 
 

車窓より

次にバスが停まったのは

ローズエキスの店
 
 

ローズエキス

バラは10世紀にメッカから戻った巡礼者によって

モロッコに導入され、今では毎年バラ祭りなんかもあるそうです。

ローズエキスを1キロ抽出するのに

バラの花びらが3.5トンも必要なんですって


(5本で20€だった気がします)

ガスール

私、知らなかったんですけど、

綺麗な添乗員がお奨めの、モロッコの天然泥パックです。

ミネラルを多く含んでいて、これも美容に良いと言うので

ためしに買って見ました。

週一程度で使っています。

毛穴が気にならなくなった気がします。



その後も見渡す限り赤い大地をバスは走ります。
 
 
 

時々はヤシの木の生えた場所があります。

ワルザザード

バラエッセンスの店から一時間以上走り、

やっと町らしくなってきました。
 
 

ワルザザード

歩道が広くて整備された素敵な町です。

Hotel ouarzazate le riad

両側がヤシの並木を抜けると、ホテル到着です。
 
 

Hotel ouarzazate le riad

ホテルの入り口を出入りするたびにブザーが鳴ります。

ワルザザード

夕食までの間、町に探検に出ました。
 
 
 
Ouarzazate

ワルザザードはモロッコの中部、

アトラス山脈の南側に位置し、標高1.151m。

乾燥して、雨はほぼ降りませんが、

ドラア川の水によってオアシスになっています。

交通の便が良くて、広大な砂漠の風景が広がっているため

映画のロケ地としてよく使われています。

アラビアのロレンス、スターウォーズ、

007リビング・デイライツ、ハムナプトラ/失われた砂漠の都、
グラディエーター、クンドゥン・・・

殆ど見てる筈なのにな〜




Ouarzazate

タウリルトのカスバ


タウリルトの町に有る17世紀に建造されたカスバ。

ワルザザードは、キャラバンが立ち寄るだけの小さな村でしたが、

1920年代にフランス軍の基地が作られてから発展し、

ここからダデス川沿いの道は「カスバ街道」と呼ばれています。

(サハラ砂漠から、通ってきた「カスバ街道」もここで終わりなんだ〜!)
 
  


Ouarzazate

タウリルトの町

道が広くて道路の真ん中に大きな噴水が幾つも有るなんて日本じゃ考えられない。

その上、車少ないし・・・・

向こうに面白そうなマーケットが・・・・行ってみよう・・・・
 
 
 

勇気を出して店の中に入り

髭もじゃの売り子の誘いに、曖昧な微笑でかえして・・・・

 
 

タジン鍋、ランプ、壷、等々

色が綺麗・・・
 
 
 

Hotel ouarzazate le riad


 
 
 

Hotel ouarzazate le riad

八重の石榴の花

Hotel ouarzazate le riad

砂漠地帯で水は少ない筈なのに

どのホテルも大きなプールが有るんだな〜!
 
 

向こうの白いカーテンの中がレストランです。

サラダ

セットメニューのディナーです。

モロッコでは野菜が豊富に出てきます。
 
 

チキン

美味しかった・・・・

水1リットルボトルをチョイスしました。

30dh(水は高いのね)

隣の席の人のデザート

私はお腹一杯になりトライ出来ませんでしたが

写真を見るとおいしそう・・・・
 
 

ベッドルーム

バスルーム
 
 

 早朝のサハラ砂漠から長い一日でした・・・ZZzz

明日はマラケシュか・・・・ドバイからの飛行機で、隣の席だった人に会えるかな・・・・ZZZ・・・



─ 7日目に続く ─