花見ウォーク 行徳

2009年3月30日
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桜開花の知らせがチラホラと届く3月末、快晴の一日
広報で募集していた市川市行徳界隈の、寺町の桜を訪ねてのウォーキングに参加しました。



妙栄山 妙好寺

最初に尋ねた妙好寺、藁葺きで朱塗りの山門は非常に珍しいとか・・・
 
 
  

 
 



妙好寺から成田街道を歩き江戸川の河原に出ました。
頭上には水管橋、右手に小さく見える鉄橋は東京メトロ東西線、
その先はJR京葉線が通り、東京湾。
対岸が中山から原木地区です。



右手に見える高層ビル群(?)は総武線市川駅前、

漁船や、レジャーボート、ハゼ釣りのボートが繋留してあり、
散歩やスポーツに興じる人で賑わいます。


江戸川放水路

右手に見えるの放水路に架かる行徳橋。行徳橋は可動堰(ローリングダム)になっていて、
昭和32年塩害防止と、水位確保の為建設されました。
建設当時は東洋一の可動堰だったそうです。

凧揚げをしている人が居ました。
 
 

土筆
 
 

土手にはこんな可愛い花も・・・・
暫く川上に歩くと、旧江戸川との分岐地点に水門と閘門があります。
昔はこちらの方が江戸川でしたが、昭和40年から放水路の方を江戸川、
こちらの閘門の方を旧江戸川と呼ぶようになったそうです
 
 

江戸川可動堰、水門、閘門これらを一手に管理する河川事務所
 担当の方が水門まで一緒に行って、閘門の仕組みや仕事の内容を説明してくれました。
全員でトイレも拝借!

1人でも、いつ行っても、館内案内や閘門の開閉、などを説明してくれるそうです。
 
 
 

鮎の稚魚が釣れるそうで釣り人が大勢出ていました。
魚を狙って鵜も潜っていました。
対岸が桜の公園になっています。
咲いて無さそう

 

鉄塔の下にもぐっているように見えるのが河川事務所。
あの窓から一年365日、24時間、船の閘門の出入りを監視していて、
船が来れば閘門を開けるのだそうです。
料金は?と誰かが聞きました。
そうなんですそれが知りたかった。

担当者の方の即答!「無料です!」

 
 

一度にこんな一杯掛かってる!

鮎の稚魚らしいです。
5mmくらいの小さな針の先に
目に見えないくらいの薄い羽根がついた
疑似餌を水の中で鮎は
餌と間違って食いついてくるんですって

朝、三時ごろから釣っている人も
居るんですって!

南蛮漬けにしたら美味そう!

  

閘門

パナマ運河のように水位を調節して船を通しています。
 門の手前の水位が高くなっています。

 
 
 

閘門が上がって、水位が同じになりました。
これで船が通れます。
 
 
 

お昼になったので、お弁当タイム
今回は「花見ウォーク」という名目だったのに、どちらを見てもまだまだ桜の蕾は固く
少し開いている花の下に陣取って見たものの、調度3つ連結の簡易トイレのまん前で、
風が吹くたびにトイレのドアが3つ同時にバターーンと開いて、せっかくのお弁当も台無し。
ヤダーーー!良い場所見つけたと思ったのに〜!
早々の体で場所変えしました。
 
 
 

神明(豊受)神社 
 
  

 

勝海舟自筆の碑

「市川案内人の会」のガイドの方は
碑に刻まれた詩の意味が看板に書かれた意味とは違う意見だったが、
どっちでもいいかな?

 






修理中の徳願寺山門

下の説明を読むと由緒あるお寺だったんですね。 
 
 
 
 


徳願時

花見ウォークだったのに、結局桜は昼休みのトイレの前にしか咲いてなくて、残念!
しかし、行徳には寺が沢山有って、歴史のある町なんです。
自分の住んでいる近くに意外と隠れたスポットが有った事が再発見でした。
皆さんも今一度自分の町をじっくり歩いてみませんか?
きっと意外な発見が出来ると思います。